【ドラッカー図解】生産性向上の条件

ドラッカー著『マネジメント【エッセンシャル版】』を図解するシリーズ。シリーズ目次はこちら

少ない資源で高い成果を上げるためには、生産性を向上させる必要があります。

こちらの記事では、「生産性向上に影響する要因」をまとめましたが、今回は生産性を向上させるために最低限必要な条件を図にしたいと思います。

図38: 生産性を向上させるための条件

ドラッカー「マネジメント」図解38

生産性向上には「基本プロセス」(なかでも「分析」と「体系化」)、それから「管理機能」「道具」が揃う必要があります。

「基本プロセス」は、成果(アウトプット)を定義するところからスタートする点がポイントです。ドラッカーは次のように述べています。

技能や知識など仕事へのインプットからスタートしてはならない。それらは道具にすぎない。いかなる道具を、いつ何のために使うかは、アウトプットによって規定される。作業の組み立て、管理手段の設計、道具の仕様など必要な作業を決めるのは成果である。

日本のいろんな製品が過剰なまでに多機能化し、コモディティ化に陥ってしまったのは、インプットに縛られ、商品開発における生産性を失ったからなのかもしれません。

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プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksのクリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』ほか。