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データジャーナリズムの好事例。ニューヨーク地下鉄各駅の所得格差

データジャーナリズム ニューヨーク地下鉄各駅所得格差 1
INEQUALITY AND NEW YORK’S SUBWAY

アメリカの雑誌メディア「The New Yorker」のオンライン・コンテンツを紹介します。
ニューヨークの地下鉄各駅ごとの平均所得の差をインタラクティヴ・インフォグラフィックにまとめています。

下の記事と同じく「U.S. Census Bureau(アメリカ合衆国国勢調査局)」のデータをもとにしています。
人口増をリアルタイム表示する人口時計「Population Clock」

今回取り上げる「INEQUALITY AND NEW YORK’S SUBWAY」が面白いのは、所得データを地下鉄と結びつけて視覚化している点。

路線の選択

21の地下鉄路線の中から、平均所得の情報を見たい路線を選びます。
試しに、1号ラインを選んでみます。

データジャーナリズム ニューヨーク地下鉄各駅所得格差 2

折れ線グラフは1号ライン各駅(黒いドットが駅)の平均所得の違いを示しています。
マンハッタン地区(MAN)からブロンクス地区(BRX)に行くほど、平均所得が落ちていきます。

駅の選択

一番平均所得が高いのは、チャンバース・ストリート駅。

データジャーナリズム ニューヨーク地下鉄各駅所得格差 3

ほかの路線でも

各路線で所得格差を見てとれます。

データジャーナリズム ニューヨーク地下鉄各駅所得格差 4

データジャーナリズム ニューヨーク地下鉄各駅所得格差 5

路線図のイメージと折れ線グラフを組み合わせたのがすばらしいですね。
データジャーナリズムの好事例だと思いました。
INEQUALITY AND NEW YORK’S SUBWAY

プロフィール

櫻田潤

櫻田 潤

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営開始。2014年12月よりNewsPicks編集部でインフォグラフィックス・エディターとして記事執筆。研修・インベント講師や書籍執筆も行なっている。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』ほか。

18 Apr, 2013