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ロゴをデザインする際の考え方(仏「PALM BUS」の場合)

国際映画祭で知られる南仏カンヌ。交通手段の一つが「PALM BUS」です。

PALM BUS ロゴ アイデンティティ 1
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その「PALM BUS」のロゴは、バスの特性とカンヌの特徴を組み合わせて構築されています。

PALM BUSのロゴ・コンセプト

PALM BUS ロゴ デザイン コンセプト
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ロゴはブランドの象徴、印象に残る強さが欲しいです。
そのためには、デザインにロジック・根拠が必要です。

ロゴは、「見た目」だけデザインすればよいというものではなく、「内面(ブランドの性格)」からデザインしていきます。

「PALM BUS」の場合は、4つのキーワードからアイデンティティを導き出しました。

ロゴの汎用性について

「PALM BUS」はルートごとにシンボルマークの色を変えて、共通イメージを残しながら汎用性を持たせています。

PALM BUS ロゴ デザイン コンセプト 2
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ブランド・イメージ浸透のために、ロゴはできるだけ長く同じデザインのものを使うに越したことはありません。

長く使うには、こうした製品・サービス展開にも対応できる汎用性を考慮します。
いろいろな用途に合わせやすいようにするには、デザインをできるだけシンプルにしておくことも有効です。

パターンとしての利用

「PALM BUS」の場合は、「Palm(ヤシ)」の木肌にも通じるということで、ルイ・ヴィトンやグッチなどラグジュアリー・ブランドのように、パターン模様にしての利用も考えられています。

PALM BUS ロゴ デザイン コンセプト 3
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PALM BUS ロゴ アイデンティティ 2
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PALM BUS ロゴ アイデンティティ 3
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PALM BUS ロゴ アイデンティティ 4
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この「PALM BUS」事例からは、きちんと説明のつくデザインが持つ「強さ」を感じます。

プロフィール

櫻田潤

櫻田 潤

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営開始。2014年12月よりNewsPicks編集部でインフォグラフィックス・エディターとして記事執筆。研修・インベント講師や書籍執筆も行なっている。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』ほか。

08 Jan, 2014