【ドラッカー図解】行動を決める際の2つの指針

ドラッカー著『マネジメント【エッセンシャル版】』を図解するシリーズ。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、「マネージャー」の職務設計において気をつける点について図にしました。今回は「マネージャー」の話題から少し離れて、行動を決める(意思決定する)際の指針についてまとめます。

ドラッカーは次のように述べています。

指針は明らかである。具体的な問題において、行動すべきか否かを決めるのが本当に難しいことはまれである。

図51: 行動を決める際の2つの指針

ドラッカー「マネジメント」図解51

1つ目の指針にある「コスト」「リスク」には金銭以外のものも含まれると思います。たとえその行動をとることで金銭的に得られるものが大きいとしても、行動の内容が自分たちの掲げる「理念」や「イメージ」と一致していない場合は、行動してはいけません。

取引の主役が「大きな企業」から「専門性のある小さな企業」や「個人」に移っていく中で、企業も個人も「ブランド(人格)イメージ」の持つ意味は増していきます。

自分のとろうとしている行動が、イメージに外れていないか、そんな単純な問いかけが意思決定の最大の指針になるでしょう。

次の記事:【ドラッカー図解】 コミュニケーションを成立させるもの

【ドラッカー図解】シリーズ目次

プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksの全体クリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『シンプル・ビジュアル・プレゼンテーション』