ドラッカー図解: 知識労働者のモチベーションの源泉

P.F.ドラッカー著書「ネクスト・ソサエティ」を図で理解するシリーズ。シリーズ11番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事まで5回にわけて、企業に起こるパラダイムシフトを図にしてきました。
今回は、知識労働者のモチベーションの源泉についてまとめたいと思います。

ドラッカーは次のように述べています。

知識労働者にとっても、報酬は大事である。報酬の不満は意欲をそぐ。しかし意欲の源泉は、金以外のところにある。

図12: 知識労働者のモチベーションの源泉

ドラッカー「ネクスト・ソサエティ」図解12

ここに挙げた内容は、知識労働者として「自信」があってこそ言えるものだと思います。

自分の「専門分野」のため、あるいは「自己実現」のために「組織」を替えることに対して躊躇しない、それくらい自信を持てたら知識労働者と名乗れるような気がします。

その「自信」ですが、一つの組織内で掴めた「自信」が実はその組織内でだけ通用する知識だったり、その業界内でだけ通用する知識だった場合に、井の中の蛙になってしまい、判断を見誤る恐れがあります。

自信を持つには、自分の知識が外部で通用するか知る必要があると思います。

組織を離れた活動、たとえば、ボランティアや有志のプロジェクトに参加することで、自分の本当のレベルがわかると思います。
外部に対して、窓をいくつかオープンにしておくことが大切だと考えるようになりました。

書籍参考ページ

今回の記事は、「ネクスト・ソサエティ」(Amazonで見る)の47〜49ページをもとに書いています。

記事に関係する本

プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksの全体クリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『シンプル・ビジュアル・プレゼンテーション』