ドラッカー図解: 知識労働者の価値(コア・コンピタンス)

P.F.ドラッカー著書「ネクスト・ソサエティ」を図で理解するシリーズ。シリーズ13番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、「成功する組織(チェンジ・エージェント)」に関して図にしました。
今回は、「知識労働者の価値」についてまとめたいと思います。

知識労働者の価値を知るには、3つの問いかけをします。

図15: 知識労働者の価値

ドラッカー図解 ネクスト・ソサエティ 図15

先日、コミュニティ、マイ・プロジェクトに関して数人で話す機会がありました。

その際、コミュニティ参加者が自分の「強み・得意分野」を明示できていると、運営する側は「どんなことを期待してよいか」がわかり、いい関係を築けるようになるのではないか、というような話が出ました。

企業だけではなく、NPOやコミュニティなどいろんな形態の組織で「知識労働者」が求められてきており、自分の価値を示さなければならない場面が増えてきていると実感しています。

「知識労働者に聞くこと」の中で基点となるのは「強みはなにか」という問いです。

自分の「強み・得意分野」を考える上で、僕が参考になると思っているのが、「コア・コンピタンス経営」(Amazon)で知った考え方です。

コンピタンスは日本語で言うと「能力」です。自分の持っている能力の中から「中核」となるものが「コア・コンピタンス」です。
コア・コンピタンスの条件は、下図で挙げる3つの視点で優れていることです。

図16: コア・コンピタンスの条件

ドラッカー図解 ネクスト・ソサエティ 図16

コア・コンピタンスが決まれば、それを磨くことで、知識労働者としての価値を高められるのではないかと考えています。

書籍参考ページ

今回の記事は、「ネクスト・ソサエティ」(Amazonで見る)の93ページをもとに書いています。

記事に関係する本

プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksの全体クリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『シンプル・ビジュアル・プレゼンテーション』