ドラッカー図解: 継続の時代とは

P.F.ドラッカー著書「断絶の時代」を図で理解するシリーズ。シリーズ1番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

「断絶の時代」は1969年のドラッカー著書です。
「第1章 継続の時代の終わり」では、これまでの「継続の時代」が終わり、「断絶の時代」に入ると書いています。

今回は、これまでの時代「継続の時代」がどんな時代をさすのか、まとめたいと思います。

ドラッカーは次のように述べています。

第二次世界大戦後の経済発展は、(中略)1913年当時すでに先進国となっていた国か、あるいはすでに先進国入りしつつあった国に限られていた。(中略)確かに戦後の経済成長は急速だった。だがそれは、第一次世界大戦前の産業によるものだった。それまでの半世紀になされた発明を基盤とし1913年頃すでに確立していた技術に基づいていた。この半世紀は、日曜紙の特集がいう革新の時代というよりは、ヴィクトリア朝の遺産を実らせた時代だった。

図1: 継続の時代

ドラッカー図解 断絶の時代 図1

第二次世界大戦後の経済発展は、先進国にとっては安定成長の時代で、実りを収穫する時代だったようです。
そうした時代に、日本型マネジメント(終身雇用・年功序列)は合っていたのだと思います。

「継続の時代」の経済発展の原動力は、農業、鉄鋼業、自動車工業で、「断絶の時代」では別の原動力が必要になるとあります。

1969年から40年経って、「継続の時代」の遺産が尽きようとしているような感じがします。
僕が生まれるより前に書かれた本が、日本の現在を予測していたことに驚きました。
ドラッカーの言う「断絶の時代」に入ったのだと感じました。

書籍参考ページ

今回の記事は、「断絶の時代」(Amazonで見る)の2〜7ページをもとに書いています。

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