ドラッカー図解: 経済発展の原動力の変化

P.F.ドラッカー著書「断絶の時代」を図で理解するシリーズ。シリーズ2番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では「継続の時代」に関して図にしました。
今回は、「経済発展の原動力の変化」についてまとめたいと思います。

ドラッカーは次のように述べています。

先進国において今後の経済発展をもたらすものは、19世紀から20世紀にかけて発展をもたらした近代産業ではない。それらは経済学がいうところの成熟産業になっている。今後それらが経済発展の起爆力になるのは途上国においてのみである。

図2: 経済発展の原動力の変化

ドラッカー図解 断絶の時代 図2

先進国の経済発展に必要な「次なる産業」としてドラッカーがこの時挙げている産業は4つあります。

図3: 次なる産業

ドラッカー図解 断絶の時代 図3

「情報産業」について、ドラッカーが述べていることに実感があります。

情報産業でも資金と技術のほとんどは、コンピュータではなく、情報を送り、利用することに向けられる。利益のほとんども、そこからもたらされる。

アップルのiTunesが好例だと思います。

また、先日アップルは次のOS(7月発売)を2,600円で販売すると発表し、話題になっていました。
サードパーティを含めたエコシステムが確立できたからこそ可能なのだと思います。

「情報産業」は新しいステージに入りました。
「継続の時代」(参考記事)からの流れで作り上げたビジネスモデル、マネジメント手法での成長はいよいよ難しそうです。
「情報産業」を経済発展の原動力にしていくには、「継続の時代」のものとは断絶した新しいビジネスモデル、マネジメントが必要です。

書籍参考ページ

今回の記事は、「断絶の時代」(Amazonで見る)の8〜27ページをもとに書いています。

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