特別企画

ドラッカー図解: 成果をあげる人の共通点

P.F.ドラッカー著書「プロフェッショナルの条件」を図で理解するシリーズ。シリーズ7番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、「組織の成果」に関して図にしました。
今回は、「成果をあげる人の共通点」についてまとめたいと思います。

ドラッカーは次のように述べています。

私は、成果をあげる人間のタイプなどというものは存在しないことをかなり前に気づいた。私が知っている成果をあげる人たちは、その気性や能力、仕事や仕事の方法、性格や知識や関心において千差万別だった。(中略)成果をあげる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつけるうえで必要とされる習慣的な力である。

図7: 成果をあげる人の共通点

ドラッカー プロフェッショナルの条件 図7

習慣化の前に、やろうとしていることが「はまれる」ことなのかどうかが重要になってくると思います。

「習慣化する能力」を発揮して、成果をあげている人も、すべての分野に対して習慣化できているわけではありません。

何かを習慣化するには、決定的なメソッドはなくて、とにかくやっていることが「好き」かどうか、「楽しい」と感じられるかどうかなのかなと思っています。
あるいはその先に「ビジョン」を持てるかどうかなのかなと。

「はまれる」ことが早く見つかる人もいれば、だんだんと見つかる人もいます。
でもそれは、いろんなことに興味を持って行動していくうちに、見つけられるもので、まったく見つける努力をしていない人は一生見つからないと思います。

検索エンジンやソーシャルネットワークは、「はまれる」ことを探す手伝いをしてくれます。
ただその際、意識して探すようにしないと、自分のインプットが散漫になってしまいがちです。
何か気になる情報が入ってきたら、出来るだけタグ付けしたり、ブログに書くなり整理するようにしておくと良いと思います。

それらの集積具合によって、自分が好きなことの方向性が見えてきます。
それがわかったら、「習慣化」は手の届くところにあるように思います。

書籍参考ページ

今回の記事は、「プロフェッショナルの条件」(Amazonで見る)の76〜82ページをもとに書いています。

記事に関係する本

プロフィール

櫻田潤

櫻田 潤

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営開始。2014年12月よりNewsPicks編集部でインフォグラフィックス・エディターとして記事執筆。研修・インベント講師や書籍執筆も行なっている。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』ほか。

23 Jul, 2011