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ドラッカー図解: 優先順位決定の原則

P.F.ドラッカー著書「プロフェッショナルの条件」を図で理解するシリーズ。シリーズ9番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、「成果をあげる人間関係」に関して図にしました。
今回は、「優先順位決定の原則」についてまとめたいと思います。

ドラッカーは次のように述べています。

優先順位の決定については、いくつかの重要な原則がある。しかしそれらの原則はすべて、分析ではなく勇気に関わるものである。
すなわち第一に、過去ではなく未来を選ぶことである。第二に、問題ではなく機会に焦点を当てることである。第三に、横並びではなく自らの方向性をもつことである。第四に、無難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を合わせることである。

図9: 優先順位決定の原則

ドラッカー プロフェッショナルの条件 図9

いずれも「変化」を自分のものとするために必要な判断基準だと思います。

僕はときどき「変化」に対して「集中」することが怖くなります。
「何も好き好んで、変えていく必要はないんじゃないか」そんな風に思うときがあります。「これまで通りやっていた方が平穏に暮らせるんじゃないか」と。
でも、「これまで通り」がずっと続くほど、社会は安定したものではありません。
ソニーやマイクロソフトでさえ、同じポジションで居続けることは出来ないのが現実社会です。

ドラッカーは「必要なのは勇気だ」と言います。
優先順位の決定に迷ったときは、今回の原則に立ち返りたいと思います。

書籍参考ページ

今回の記事は、「プロフェッショナルの条件」(Amazonで見る)の143〜144ページをもとに書いています。

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プロフィール

櫻田潤

櫻田 潤

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営開始。2014年12月よりNewsPicks編集部でインフォグラフィックス・エディターとして記事執筆。研修・インベント講師や書籍執筆も行なっている。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』ほか。

26 Jul, 2011