ドラッカー図解: 非営利組織の課題と企業の課題

P.F.ドラッカー著書「非営利組織の経営」を図で理解するシリーズ。シリーズ1番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

「非営利組織の経営」を読み始めました。

「まえがき」に次のようにあります。

非営利組織は、人を変えたとき役割を果たす。非営利組織が生み出すものは、治癒した患者、学ぶ生徒、自立した成人、すなわち変革された人の人生である。

これを読んで、「イノベーション」という言葉を思い浮かべました。
企業活動においても、「人々の生活を変えるような体験」を顧客にもたらすことができるかどうかは、大きなテーマです。

顧客の望みは「機能が欲しい」「いいものが欲しい」から「いいことがしたい」に変わっており、グローバル企業を中心に、企業は「非営利組織」の側面を持つようになってきていると思います。

非営利組織には課題が2つあるとドラッカーは述べています。

図1: 非営利組織の2つの課題

ドラッカー 非営利組織の経営 図1

これらは、企業が『コトラーのマーケティング3.0』

に取り組む上でも課題となる点だと思います。

一部の企業は、この課題をクリアするために、社会貢献をミッションに組み込み始めています。
あるいは、そもそも、世界をよりよい方向に向かわせることを起点に、金銭的成功を二の次にして事業をスタートさせています。
成功したスタートアップの初期の活動が「ミッション(使命感)」に根ざしているように、非営利組織においても「ミッション」が大事な意味を持ちます。

次回、「ミッション」に関してまとめたいと思います。

書籍参考ページ

今回の記事は、「非営利組織の経営」(Amazonで見る)のvii〜xiページをもとに書いています。

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