【ドラッカー図解】ミッションと事業の関係

本記事は、2010年4月公開の記事をアップデートした内容です。

ドラッカー著『マネジメント【エッセンシャル版】』を図解するシリーズ。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、企業の意思決定のブレをなくすには、事業内容をしっかり定義する、と書きました。

事業内容の定義とともに重要な概念となるのが、企業の「ミッション」です。今回はこの2つの関係についてまとめます。

ミッションとは

まず「ミッション」は、その企業が「誰の・どんな欲求を・満足させるか?」を示すものです。

ドラッカー図解 ミッション

たとえばファーストリテイリングのミッションはこう定義されています。

本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します。

事業とは

それに対して「事業」は「ミッション」で掲げた内容をどうやって実現するかを定義するものです。

ドラッカー図解 事業とは

ファーストリテイリングは、ミッションを果たすために事業を「情報製造小売業」と定義し、具体的にはユニクロ事業やジーユー事業を展開しています。

ミッションと事業の関係

もう一つ例を出しましょう。

Googleが掲げるミッションは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」です。

そして、それを実現するための方法が「検索エンジン事業」になります。Googleの中核事業は、このように「ミッション」の実現手段として定義されています。

今回のまとめ

「誰の・どんな欲求を・満足させるか?」がミッションで、それを「どうやって実現するか?」が事業。

ドラッカー図解 ミッションと事業の関係

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次回は、定義した事業を見直す際の考え方をまとめます。
次の記事:【ドラッカー図解】事業の見直し

ドラッカー図解シリーズ 目次

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プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksのクリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』ほか。