ビートルズやサッカー・ワールドカップを題材にしたインフォグラフィックス作品

グラフィックデザイナー・Michael Dealのインフォグラフィックス作品を紹介します。

まず取り上げたいのが、ビートルズを題材にしたシリーズ「Charting the Beatles」です。

Distribution of Authorship

インフォグラフィックス ビートルズ Distribution of Authorship 1

ビートルズには四人のシンガーソングライターがいますが、楽曲ごとに共作度合いや誰の色合いが濃い曲かを視覚化しています。
水色がジョン、黄色がポールで、黄緑がジョージ、紫がリンゴを意味しています。

インフォグラフィックス ビートルズ Distribution of Authorship 2

たとえば、左から2つ目の「PS. I LOVE YOU」は20%がジョン・レノン、80%がポール・マッカートニーとなっています。

また、ビートルズの歌詞には、他の曲に言及するような言葉が使われているものがあります。次のインフォグラフィックス「Self Reference」では、参照関係を視覚化しています。

The Beatles: Self Reference

インフォグラフィックス ビートルズ The Beatles: Self Reference 1

たとえば「COME TOGETHER」であれば、歌詞の「He got walrus gumboot」の部分が、「I AM THE WALRUS」に言及しているとして、矢印線で2つの曲を結びつけています。

インフォグラフィックス ビートルズ The Beatles: Self Reference 2

ビートルズ・シリーズは他にも、曲で使用されているキーを視覚化した作品や、ビートルズのスケジュールを視覚化した作品が公開されています。

ビートルズ以外では、サッカー・ワールドカップ・南アフリカ大会に関するインフォグラフィックスが美しいです(以前、こちらの記事でも一つ作品を取り上げました)。

The Road to South Africa

インフォグラフィックス サッカー ワールドカップ The Road to South Africa 1

イングランド・チームのワールカップ予選でのシュートを試合ごとに視覚化しています。

たとえば、4対0で勝利したクロアチア戦は、次のようなグラフィックになっています。

インフォグラフィックス サッカー ワールドカップ The Road to South Africa 2

紫の濃い線がシュートで、点線がアシスト・パスの軌跡です。
グレーの薄い線はゴールにならなかったシュートの軌跡を表現しています。

インフォグラフィックス サッカー ワールドカップ The Road to South Africa 3

予選でゴールネットを揺らした位置も一目でわかります。
想像以上に中央へのゴールがあり、驚きました。

ちなみに、これらのインフォグラフィックスを制作したMichael Dealは、Juan Carlos PaganとPinterestのロゴをデザインした人のようで、2012 HOW Logo Design Awardsに名前が載っています。

pinterest ロゴデザイン

プロフィール

櫻田潤
櫻田 潤(さくらだ・じゅん)

プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksの全体クリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『シンプル・ビジュアル・プレゼンテーション』