ドラッカー図解: 事業の目標

ドラッカー図解: 事業の目標ビジュアルシンキング
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P.F.ドラッカー著書「【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則」(Amazon)を図で理解するシリーズ。シリーズ中9番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では、事業を発展させるには、環境の変化を予測して事業を再定義する必要があるということを図にしました。

今回は、定義した事業をスタートさせるために必要なゴール「事業の目標」について、まとめたいと思います。

図21: 目標の意味

ドラッカー「マネジメント」図解21

目標が明確であれば、資源やエネルギーを集中でき、迷いなく活動できます。
一方、目標が明確でなければ、資源やエネルギーをどのように使ったらいいのか、意思決定に迷いが生じます。
「事業の目標」は「企業の使命」とともに、意思決定の判断基準となります。

「ゴールは偶然の産物ではない〜FCバルセロナ流世界最強マネジメント〜」という本に、サッカーのクラブチームが目指すのは次の3つどれかだとありました。

図22: サッカークラブチームが目指す道

サッカークラブチームの目標

たとえば、自国リーグでトップ・ディビジョンに属することだけを目指すのであれば、世界的なスター選手は必要ではなく、そういうことよりも、地域との関係を深めることに注力した方がいいかもしれません。

一方、世界的なブランドとなるには、国内リーグ以外の試合も増えることから選手層を厚くしたり、海外ファンに向けたプロモーションをしたりと、グローバル規模での計画が必要になってきます。

目標をどこに置くか定めることで、計画が立てられます。
目標なくスタートした活動は、資源やエネルギーを効果的に使うことができませんから、成果を上げるのは極めて難しくなります。
したがって、何を事業とするのかが決まったら、事業活動を開始するにあたり、「事業の目標」を明確にしておく必要があります。

ドラッカーは「行動するため」に目標を検討するのだと言います。

「われわれの事業は何か。何になるか。何であるべきか」を考え目標を検討するのは、知識を得るためではなく行動するためである。その狙いは、組織のエネルギーと資源を正しい成果に集中することである。

FCバルセロナは、世界的ブランドとなるために、経費削減の一方で、スター選手獲得のために大規模な投資をし、成果を上げました。
目標を明確にしてこそ、事業は力強く活動をスタートできるのです。

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ドラッカー マネジメント 基本と原則

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