ドラッカー図解: 目標設定に必要なバランス

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P.F.ドラッカー著書「【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則」(Amazon)を図で理解するシリーズ。シリーズ中10番目の記事を表示中。シリーズ目次はこちら

前回の記事では「目標設定」によって、事業は良い形で活動をスタートできるということを図にしました。

今回は「目標設定」の際に考慮する3つのバランスをまとめたいと思います。

図23: 目標設定に必要なバランス
ドラッカー「マネジメント」図解23

こちらの記事で企業の目的は「利益の追求」ではないと書きました。
利益は事業が活動を継続するための条件です。
ここでいう目標と利益とのバランスとは、目標を達成するために必要な費用より利益が大きくなるようにしなければならないということです。

企業の目標設定と聞くと、まっさきにお金に関する目標が頭に浮かびますが、ドラッカーはたとえば「社会や人々を満足させるために、こういう機能の商品をいついつまでに作り上げる」といったお金以外の目標がまずあって、そのために利益はこれくらい必要になってくるというような道筋で考えます。

基本的な領域における目標を、徹底的に検討し設定して初めて、「どれだけの利益が必要か」との問いに取り組むことができる。(中略)利益が企業の目標を達成するうえで必要となってくる。利益とは、企業存続の条件である。利益とは、未来の費用、事業を続けるための費用である。

近い将来と遠い将来のバランスについては、こちらの記事にある図5で、マネジメントに必要な感覚として触れているのでご覧ください。

それからもう一つ難しいのが、他の目標とのバランスです。
限られたリソースの中でやりくりするわけですから、ドラッカーの次の言葉にあるように、なんらかの優先順位が必要となります。

あらゆることを少しずつ手がけることは最悪である。いかなる成果もあげられない。まちがった優先順位でも、ないよりはましである。

優先順位を決めるということは、「やらない」ことを決めることでもあります。
得意分野と不得意分野の切り分けができていると、「やらない」ことが見えてくるのではないでしょうか。

最近は得意分野を優先するのが正しい選択なのではないかと感じています。

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ドラッカー マネジメント 基本と原則

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