ビジュアルシンキングとは

考えをまとめたり、考えを伝えるのにビジュアルを使うのが「ビジュアルシンキング」です。

ビジュアルシンキングとは

「ビジュアルシンキング」が他の思考法と比べて優れているのは、考えをビジュアルにまとめたら、それを使って人に伝えるのにも使える点です。

ビジュアルシンキングの手法

では、ビジュアルを使って考えをまとめたり、伝えるためにはどうしたらよいでしょうか。

(1)図を使う

もっとも身近なツールが「図」です。図がよいのは、高度なデザインスキルやデザインソフトを使う必要がなく、四角・丸・三角に矢印といった誰にでも描けるビジュアルで考えをまとめられる点です。

図の基本パーツ

その中でよく使うのは、つぎの7つの図です。これらの詳しい使い方については、『図で考える。シンプルになる。』にまとめました。

7つの図 図で考える。シンプルになる。

僕が図解を習得したのは、2010年にドラッカーの『マネジメント』の読書メモに図を使い始めてからです。

ドラッカー図解シリーズ 目次

はじめはうまく考えをまとめられませんでしたが、手を動かし続けたことで徐々に身についていきました。

(2)インフォグラフィックを使う

シンギュラリティは近い レイ・カーツワイル インフォグラフィック
関連記事:モバイル・インフォグラフィックのデザイン事例を見る

図よりも高度なグラフィックを使うことによって、ビジュアルの力をパワーアップさせます。ノンデザイナーにも扱える「図」と比べて、デザインスキルを要することから、使いどころの見極めも必要です。

「考え」をまとめるだけであれば、「インフォグラフィック」はオーバースペックです。「考え」を伝える先が多数いるシーンで用いるのに適しています。

インフォグラフィックの概論を以下に書いたので参考にしてみてください。

インフォグラフィック概論目次

No. 内容
01 インフォグラフィックとは
02 “インフォ”グラフィックと”普通の”グラフィックの違い
03 インフォグラフィックの作り方
04 誰がインフォグラフィックを作るのか
05 ベスト・インフォグラフィック
06 インフォグラフィック制作の参考書まとめ

倫理観

真実を正しく描く

『マネジメント』(ドラッカー著)に、古代ギリシャの名医の言葉として次の言葉が紹介されています。

「知りながら害をなすな」

ビジュアルは、直感的に情報を扱える反面、悪用される場合もあります。アメリカ大統領選における不適切なビジュアル利用が以前ワシントンポストで指摘されていました。
参考記事:トランプ陣営、自分に都合がいいグラフを作成

ビジュアルにはパワーがあります。それを悪い方向に使うのではなく、正しく使わなければなりません。

真実を捻じ曲げることはしてはいけません。