2014年にQuartzとFiveThirtyEightはチャートをいくつ作ったか

Quartzの場合

Quartzは2014年、3,800のチャートを作成したそうです。
そのすべてを月別に見れる記事があります。
All of the charts we made in 2014 | Quartz

Quartz チャート 1

その量とともに、注目したいのが配色。
紫・水色・グレーで統一され、チャートがQuartzブランドの一部であることを示しています。

この配色は、はじめからこの通りだったわけではなく、走りながら固まってきたようです。8月以前のグラフを見ていくと、紫の代わりにピンク、水色も彩度が高いものが使われていました。

Quartz チャート 2

FiveThirtyEightの場合

Quartzの3,800に対し、FiveThirtyEightは2014年3月のサービス開始以来、2,000のチャートを作成したとつぎの記事に書いています。
Our 33 Weirdest Charts From 2014 | FiveThirtyEight

同記事では、その中から変わったものを33選ピックアップしています。

たとえば、ナイキのエアジョーダン・シリーズの再販売価格比較。

FiveThirtyEight チャート 1
image by FiveThirtyEight

メッシ選手のアルゼンチン代表、バルセロナそれぞれでのシュートの試み。

FiveThirtyEight チャート 2
image by FiveThirtyEight

FiveThirtyEightのチャートは、Quartzよりは色数が多いですが、サイトで使用されている色を基調にしており、ブランドイメージを破壊していません。

チャート量産のためのツール

Quartzは1日10点、FiveThirtyEightは1日6点(3月から12月で計算)のチャートを作ったことになります。
ニュースメディアですので速報性も大事になるため、すべてに時間をかけられたわけではないと思います。
このチャート量産の仕組みを支えていると予測されるのが、Quartzの場合は先日の記事「Quartzがチャート・オブ・ザ・イヤーを選考。Quartzが考えるチャート活用の8つの指針」でも取り上げたグラフ生成ツール「Chartbuilder」の存在です。

データを貼り付けるとグラフが自動生成されて、それに対して色やタイトル、凡例、キャプションが簡単に変更できるようになっています。

Chartbuilder チャート 生成ツール

生成したチャートは、png形式の画像かSVG形式でエキスポートできます。

これであれば、配色のガイドラインを決めておけば、デザイナーやプログラマーでなくても統一感のあるチャートを作り出せます。

FiveThirtyEightの方はどうしているんだろう?